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【銘柄分析】3676 ハーツユナイテッドグループ

本日分析する銘柄は「ハーツユナイテッドグループ(3676)」です。

 
デバッグ事業(システムのテスト工程でバグを検出する作業)に特化して展開している。主にゲームソフト、ネットゲーム、アミューズメント機器などエンターテイメント業界の顧客が多い。

IoTの普及により、ネットに繋がる機器が今後爆発的に増える為、デバック需要が高まると思われる。

また、今年中盤には社長に元ローソンの玉塚氏が就任し、アライアンスやM&Aを行いながら、3〜5年で売り上げを現在の3倍程度の500億円まで伸ばすと発表した。今まで創業社長のワンマン経営で売り上げ150億程度まで会社を大きくしてきた。しかし、一般的にこれ以上の拡大をするには会社内の営業体制含むガバナンスを整備していくことが必要となってくるフェーズである。そのフェーズでファーストリテーリングやローソン等で実績がある玉塚氏が社長に就任した事はかなり大きい。

実際創業社長も顧客からのニーズは大きくなっているが、答えきれていないのが実情と社内体制の整備の必要性を述べている。
代表的な競合としては、SHIFT(3697)が挙げられる。SHIFTは金融や流通といった、エンタープライズ業界に強い。現状を見ると、SHIFTの方が、テスト以外の上流工程のコンサルや運用フェーズにも事業を拡大し、テストナレッジを蓄積する仕組み化など高付加価値化に向けた取り組みが進んでいるように見受けられる。しかし、市場が拡大する中、ハーツもM&Aやアライアンスも駆使して、強化することで十分シェアを獲得できると考えている

 

チャート分析
2017/12/21時点の予想PERは29倍程度とそこまで高くはない。13日線が26日線、39日線のゴールデンクロス済の為、今が買い時か。