【おすすめ本紹介】人間関係が楽になるヒントが満載の一冊
・会社や学校、プライベートのコミュニティ等の人間関係で上手く行かないな、と感じた事がある
・人付き合いに苦手意識がある
そんな方におススメしたい本です。(ちなみにピースの又吉さんも、人間関係ので悩む人への処方箋のような本と絶賛し、大反響となっているそうです。)
従来、日本では皆と仲良くして、皆と同じ事をすること、つまり「同質的共同性」が良いこととして、学校での教育がされてきました。
しかし「同質的共同性」のせいで
・同じグループの友達が好きな趣味をやりたくなくても、仲間外れやいじめられるのが恐くて、好きな振りをしなければならないといった同調圧力に苦しめられる
・気が合わない、どこかムカつく人とも仲良くしなければならないと言われる事で、無理に近づこうとするため、結果的にいじめてしまう
ことに繋がったりするのです。
そうではなく、自分と全てが同じ人間は存在せず、合わない人もいる、ということを前提にする、そしてどうしても合わない相手とは距離感を保ちつつ接することが現代にはフィットすると筆者は語っています。
他者と全てを分かり合えないことは当たり前のことであり、全てが同じでなくて良い
と考えられ、他者に過度な期待をして、裏切られたと感じることもなくなり人付き合いも気楽にできるのです。
しかし自分と違うと感じる人と交流しないのではなく、むしろ合わないと思える人との違いを交流を通じて楽しむことが、人生の旨みになると語っています。
そんな、人との違いを楽しむポイントについても書かれていたります。
他者と自分は異なる存在である、でも他者と交流することが幸せに繋がるよ、という考え方はアドラー心理学と同じだなーと感じました。